学校説明会は、いつごろから参加したらよいの?
学校説明会には子どもは連れて行った方がよいの?何をチェックしたらよいのかしら?
学校説明会の服装やも持ち物はどうすればよいの?
この記事では、学校説明会について、内容、いつ頃から参加した方がよいのか、子どもは一緒に連れて行った方が良いのか、服装や持ち物、チェックすべきポイントなどをわが家の体験を交えて徹底解説します。
学校説明会でどんなことが分かる?
学校説明会では、「学校が大切にしていること」や「どういう学校生活を送れるか」といったことを知ることができます。
具体的には、学校の教育理念、指導方針、進学実績、学校行事、部活動などを説明してくれます。
また、近年の入試の傾向や入試に当たってどんな勉強をしたら合格しやすいかも教えてくれることが多いです。
説明会の後に、校内見学のタイミングを設けてくれている学校が多いため、学校の設備面を確認することができます。
学校説明会の開催時期は?
学校説明会は、年間通して定期的に開催している学校もありますが、5月から秋ごろにかけて多くの学校が開催します。
首都圏限定ですが、会員登録(無料)をしておけば、お気に入りの学校の学校説明会等の開催時期をお知らせしてくれる スクマ や metasc(メタスク)といったサイトもありますので、活用すると便利です。
実際の予約はmirai compass(ミライコンパス)というサイトにユーザー登録して予約をする学校が多いですが、独自の予約サイトを設けている学校もあります。
学校説明会に行くタイミングは?
学校によっては、小学校4・5年生以上を対象としている場合もありますが、そうでない場合は小学校3年生ぐらいから参加することをお勧めします。
わが家では、小学校4年生のうちに11校の学校説明会や個別見学などに参加しました。それでも、色々な偏差値帯から「ぜひ娘を入学させたい!」と思う学校を見つけるために、まだまだ行きたい学校が沢山あります。
小学校6年生になるころには第一志望校を決めたいと思うと、小学校5年生ごろまでに子どもも一緒に見学しておく必要があります。早めの動きだしをお勧めします。
学校説明会は子どもと一緒に行く?
学校説明会に、子どもを一緒に連れていく場合は、小学校4・5年生ぐらいから連れていくことをお勧めします。
学校説明会の説明は、基本的に親向けとなるため、子どもが楽しと思える情報は少ないです。
そして、1時間~1時間半程度あるので、長時間つまらない大人の話を大人しく聞いていなければならないことになります。
低学年のお子さんだと飽きてしまい、その学校に対して良いイメージではなくなってしまう可能性があります。
もちろん、大人しく先生の話を長時間聞いていられるお子さんについては、低学年のうちから一緒に連れて行っても問題はないです。
娘を低学年のうちに学校説明会に連れて行きましたが、飽きてしまいました。
また、ナイト説明会に連れて行ったので疲れてしまい、一度その学校に対して悪いイメージを持ってしまいました・・。その学校のオープンスクールに再度参加し、イメージが回復したという経験があります。
私が参加しているのが女子校の学校説明会だからか、8割ぐらいが子連れで参加していました。
学校説明会の服装はどうしたらいい?
結論から言うと、服装はあまり気にする必要はありません。
学校説明会では、予約していることは確認されますが、誰がどのような服装をしているかや立ち振る舞いをしているかは全くチェックされないです。
ただし、あまりにラフすぎると周りから浮いてしまう可能性があるので、Tシャツにジーパンにサンダルといった恰好は避けた方が無難です。
服装よりも気にしたいのが、バッグです。
説明会の際に学校のパンフレットなど一式をもらえるので、A4サイズが収納できるトートバックで少し上品なものがあると安心です。
また、学校によっては上履き持参の学校もあるので、携帯用の上履きも用意しておくと便利です。
学校説明会でチェックしたいポイントは?
学校説明会で得にチェックしたいポイントは、以下の4点です。
- 校風
- 校長先生の立ち振る舞い
- 生徒の雰囲気
- 各家庭で重視したい設備
①校風
私立中学校が公立中学校と違う点は、「教育理念があること」と言っても過言ではありません。そのため、一番大切なチェックポイントとなります。
教育理念を確認すると、「学校がどんな人材を育成したいのか?」が分かります。
ホームページや学校案内にも書かれていますが、多くの学校で学校説明会の冒頭で、校長先生が教育理念をお話してくれます。
「内容が分かりやすいか?」「どれだけ熱く語っているか?」はチェックしたいポイントです。
そして、話を聞いて違和感を感じず、共感できることが大切です。
また、面倒見がよい学校(管理型)なのか自主性を重んじる学校(自由型)なのかも、校風を判断するための分かりやすいポイントです。
自主性を重んじる学校は、細かい校則があまりなく、生徒の自主性を尊重し、明るく自由な校風です。その反面、学校主導の体験教育は少なく、勉強のフォローも少な目です。
管理型の学校では、こまめに確認テストを行い、基準に満たなかった生徒は補習をしてくれたり、大学受験の指導も手厚くしてくれたりします。
学校説明会の指導方針を説明する中でも、管理型なのか自由型なのかは分かるかと思いますが、分からない場合は、説明会後に個別に先生に確認することもできます。
②校長先生の立ち振る舞い
私は、校長先生が学校説明会のときにどのような振る舞いをされているかを、必ずチェックしています。
具体的には、教育理念の説明から熱意を感じられるか、温かい人柄が感じられるか、生徒や他の先生にとって身近な存在なのかなどをチェックしています。
学校によっては、学校説明会の入口に校長先生が立って来場者に挨拶をしたり、校長先生自らが個別相談にも応じたりしている学校もあります。
もちろん、保護者対策の部分はあるかと思いますが、校長先生が学校見学に来たお子さんに声をかけている姿を見ると、入学後のわが子も気にかけてくれるという期待が持てます。
学校説明会で流れた生徒たちが作成した学校のPVに、校長先生が沢山楽しそうに写っている学校は校長先生が生徒たちにとって身近な存在なんだなと感じられました。
校長先生が子どものことが大好きで、生徒と校長先生が仲が良くい学校は、安心してわが子を預けられる可能性が高い学校だなぁと感じます。
③生徒の雰囲気
学校説明会の受付を生徒がしている場合や説明会後の学校見学に生徒が案内役でついてくれる場合などもあり、学校説明会でも生徒の雰囲気を知ることができます。
また、生徒が登校している時間帯に実施される学校説明会だと、すれ違う生徒が挨拶をしてくれたり、登下校中の生徒の様子をみることができたりします。
特に、登下校中の生徒の姿は素なので、わが子がそこに一緒にいて違和感がないかなど確認しましょう。
④各家庭で重視したい設備
図書室や実験室の充実度、プールの有無、校庭の広さなど、各家庭で重視したい設備は異なると思います。
学校説明会後に校内見学をできるケースが多いので、設備を確認することができます。
また、「トイレが清潔に保たれているか」や「ぎっちりと机が並んでいて窮屈そうじゃないか」、「ロッカーが充実していて整理整頓されているか」なども確認するのをお勧めします。
娘は、本が好きなので充実した図書室を見るとテンションがあがっていました。
また、私がフルタイムワーママなので、食堂の有無はとても気になるところです。
食堂があっても低学年のうちは使えなかったり、あまり使っている生徒がいないということもあるので、先生に食堂の実態を聞くようにしています。
学校説明会に参加するときの注意点
私が、何度か学校説明会に参加してみて感じた注意点は、「なるべく早く会場に着く」ということです。
会場に到着した順番に席に着くので、前の方に着席することができます。学校見学も前の席の人から見学するので、早めに見学を終えることができます。
また、学校説明会が始まる前に、学校のPVや生徒のインタビュー動画などを上映してくれる学校もあるので、ギリギリに到着してしまうと、見逃してしまいます。
私が学校説明会に参加した学校で、学校見学の際に2グループごとに1人の生徒が案内についてくれるという学校がありました。私は最後の方のグループだったのですが、生徒が足りず、複数グループに先生1人がが付くことになってしまいました。
その反省から、学校説明会は早めに到着することを心掛けています。
まとめ
学校説明会について、内容、いつ頃から参加した方がよいのか、子どもは一緒に連れて行った方が良いのか、服装や持ち物、チェックすべきポイントなどを解説しました。
偏差値だけで志望校を決めるのではなく、色々な偏差値帯から興味のある学校の学校説明会に行ってみることがお勧めです。
学校説明会に行ってみると、「結構いい学校じゃん!子どもに合うかも!」という気づきがあります。
これから学校説明会に参加される方に参考にしていただけたら嬉しいです。